すぎのこ
すぎの子(特別支援教室)
「特別支援教室」とは、児童一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するため、適切な指導および必要な支援をおこなう教室のことです。
宮前小学校は、その拠点校です。
本校での指導(すぎの子)の他、戸越小学校(ももの木教室)、中延小学校(くすのき教室)も本校の訪問指導教員が担当しています。

指導目標
・自分の感情を適切に表現したりコントロールしたりできるようにして、自己理解を深め、対人関係の改善を図る。
・他者の意図を理解し、状況に応じた行動と適切な表現・やりとりができるようにして、集団参加の基礎を培う。
・姿勢保持の力・手指の巧緻性を育む。成功体験を増やし、意欲的に生活できるようにする。
※個別指導計画を作成し、保護者や学級担任の先生と連携を図りながら、計画的に指導を行います。
※原則、1年間(もしくは2年間)での改善を目指します。
指導の対象
・小学校の集団生活に適応することが難しい児童。
・安定した気持ちで生活することが難しい児童。
・人との関係をうまく築くことが苦手な児童。
指導内容
・それぞれの児童に応じた指導計画に基づいて指導することにより、在籍学級への適応力を高めていきます。
・運動、もの作り、ゲーム、遊びなどを通して心を開かせ、気持ちの安定を図ります。
指導形態
◆小集団活動および個別指導
見学や入級の手続きについて
・見学したい、話を聞きたい方は直接「すぎの子」か教育委員会にお問い合わせください。
・特別支援教室での支援をご希望される場合は、在籍している学校へ申し出てください。
・在籍校からの申し込み後、入級相談会(教育委員会、在籍校の先生、特別支援教室の先生との話し合い)を経て、結果を保護者・在籍校へお知らせします。
詳しくは
在籍校(戸越小学校・中延小学校)
すぎの子(TEL 03-3781-4386: 宮前小職員室)
教育総合支援センター 特別支援教育係(TEL 03-5740-8202)
までお問い合わせください。
すぎの子のテーマ その1「チャレンジ」
苦手なこと、見通しがもてないことに対して不安な気持ちになるのは大人でも子どもでも同じです。それでも、まずは見学することからやってみる、部分的に参加してみる等スモールステップでチャレンジすることをすぎの子では促しています。
すぎの子のテーマ その2「レジリエンス」
レジリエンスとは、困難やストレスに柔軟に対応し、乗り越えたり、心を回復させたりする力のことです。失敗を恐れ「できないからやらない。」と考えてしまうお子さんには「失敗してもいいんだよ。」と励まし、チャレンジしたことを認めます。うまくいかなくても「次は、どうすればうまくいくかな。」と共に考え、前向きな捉え方をできるようにします。
「すぎの子」では、子どもたちのチャレンジを応援していきます。
更新日:2025年11月10日 15:42:02